アットプレス
現在の阪急阪神東宝グループの創業者である小林一三(こばやしいちぞう)(1873~1957)は、私生活では雅号「逸翁(いつおう)」を名乗り、趣味の俳句や茶の湯を通じて人々との交流を楽しみ、また数多くの著作を残しました。
阪急文化財団では、逸翁を偲び2020年まで祥月命日である1月25日に開催していた「逸翁白梅茶会」を、2024年からは、さわやかな秋の好季節に美術館での芸術鑑賞もあわせてお楽しみいただけるよう新旧逸翁美術館の開館記念日である10月3日に時季を改めて、「逸翁秋のお茶会」として開催しています。

人々の心の潤いのため茶道を広めたいと願っていた逸翁は、『お茶は、釜一つ、茶碗一つあればよい』という千利休(せんのりきゅう)の言葉があるように、自邸に座席式の茶室「即庵(そくあん)」を造るなど形式にとらわれることなく茶の湯の本質を追求し、若い友人たちをこの世界にいざない、ともに楽しみました。
本年の「逸翁秋のお茶会」は、そういう逸翁の思いを受け継ぎ、初めての方でも気軽に参加して茶の湯に親しんでいただけるよう、逸翁や阪急とも縁の深い大阪大学と関西学院大学の茶道部をお招きし、学生たちが心を込めて点てるお茶を楽しむ会として開催いたします。

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