浦和大学(所在地:埼玉県さいたま市)は、イオンリテール株式会社と2025年10月18日(土)、イオンモール浦和美園を主な拠点とした地域活性化および教育研究の推進を目的に、包括的な産学連携・協力に関する協定を締結しました。
本協定は、浦和大学の「知」と「人材」、イオンリテール株式会社の「地域との接点」を融合し、学生の実践的な学びと地域社会の発展を同時に実現する新たな枠組みです。変化の激しい現代社会において、地域と深くつながりながら実社会の課題解決に挑む本学の取り組みは、高校生や保護者、地域住民、自治体・企業関係者にとっても価値ある学びと連携の場を提供できる大学を目指しています。

浦和大学とイオンリテール株式会社との産学連携協定 締結式
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■背景―「実学」に根ざした地域連携の必要性
浦和大学は建学の精神「実学に勤め徳を養う」のもと、開学以来、地域社会に貢献できる人材の育成に力を注いできました。近年、社会の変化が加速する中で、学生が真に社会で活躍するためには、学びの場をキャンパス内にとどめず、地域社会というリアルなフィールドへと拡張することが不可欠となっています。一方、イオンリテール株式会社は、地域住民の生活に密着した存在として、単なる商業施設を超え、コミュニティハブとしての役割を果たしています。特にイオンモール浦和美園は、浦和大学からも近く、学生にとっても身近な場所です。
今回の協定は、大学の「知」と「人材(Z世代の活力)」、イオンリテールの「地域との接点(リアルな場)」を掛け合わせ、地域課題の解決に共に取り組み、「学び」と「暮らし」が融合した持続可能な地域社会の共創を目指すものです。

浦和大学とイオンリテール株式会社との産学連携協定 締結式(2)
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■特長―「学びの場を、街のなかに」実践的な教育と地域共創
本協定の最大の特長は、「教室」が地域に広がる実践的な学びの実現です。学生たちはイオンモール浦和美園を「生きた教材」として、こども学部の学生による親子向けワークショップの企画・運営や、社会学部の学生による地域住民の消費動向・ウェルビーイング調査など、授業で得た知識を実社会で試し、深化させる機会を得ます。これにより、課題発見力や企画力、コミュニケーション能力など、社会で即戦力となる力を養います。
また、イオンモールという多世代が集う場の特性を活かし、総合福祉学科の学生と教員による高齢者向け健康体操教室の開催や、全学生参加による地域文化振興イベントの企画など、浦和大学の専門性を地域に還元。世代を超えた交流が生まれる賑わいの拠点を創出します。
さらに、防災・減災体制の強化にも取り組み、大規模災害時にはイオンモール浦和美園を一時避難場所とする協力や、合同防災訓練の実施を検討。学生と地域住民双方の安全・安心を守る協力体制づくりを推進します。
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浦和大学 学長 久田 有
■今後の展望―地域とともに歩む持続的な価値創造
本協定に基づく第一弾の取り組みとして、2025年度冬にイオンモール浦和美園にて、学生主体の地域交流イベントを開催予定です。学生たちが自ら企画・運営するイベントを通じて、学びの成果を地域住民の皆様に体感していただく機会とします。さらに今後は、地域住民向けのリカレント教育(学び直し)講座の共同開発や、さいたま市の地域課題に対応する共同研究プロジェクトの発足など、中長期的な視点で地域社会の発展に資する持続的な活動へと発展させていく予定です。
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■浦和大学とイオンリテール株式会社との産学連携協定 締結式
開催日時: 2025年10月18日(土) 13時00分から
開催場所: 浦和大学 2号館 大会議室
■人を支える力を育む ― 浦和大学 ―
浦和大学は、開学以来、「実学に勤め徳を養う」という理念のもと、実学教育と徳育教育を重視しています。幅広い教養を基盤とし、豊かな人間性を育みながら、保育・幼児教育、初等教育、社会福祉の専門的な立場で地域社会に貢献できる実践力を持つ人材の育成に努めています。
● 法人名称 : 学校法人 九里学園
● 大学名称 : 浦和大学
● 所在地 : 〒336-0974 埼玉県さいたま市緑区大崎3551
※JR「東川口駅」からスクールバスで15分・
埼玉高速鉄道「浦和美園駅」からスクールバスで5分
● 学長 : 久田 有
● 法人設立 : 1946年
● 学部学科 : こども学部(こども学科・学校教育学科)・
社会学部(総合福祉学科・現代社会学科)
● ウェブサイト:
https://www.urawa.ac.jp/ ● X(旧Twitter):
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